我事において後悔せず 宮本武蔵
五 省
一 至誠に悖るなかりしか
一 言行に恥づるなかりしか
一 気力に缺くるなかりしか
一 努力に憾みなかりしか
一 不精に亘るなかりしか
・ 五分前の精神
・ スマートで目先がきいて几帳面、まけじ魂これぞ船乗り
・ 軍人たる前にジェントルマンたれ
旅順海軍予備学生教育部
人の一生は、重き荷を負うて遠き道をゆくがごとし、いそぐべからず
徳川家康
謡曲十五徳
1 不行知名所 行かずして名所を知る
2 不思登座上 思わずして座上に登る
3 不馴近武芸 馴れずして武芸に近づく
4 在旅得知音 旅に在りて知音を得る
5 不軍識戦場 軍せずして戦場を知る
6 不習識歌道 習わずして歌道を識る
7 不望交高位 望まずして高位と交る
8 不詠望花月 読めずして花月を望む
9 不老知古事 老いずして古事を知る
10 無友慰閑居 友なくして閑居を慰む
11 不触知仏道 触れずして仏道を知る
12 不恋思美人 恋せずして美人を思う
13 不祈得神徳 祈らずして神徳を得る
14 無薬散鬱気 薬なくして鬱気を散ず
15 不厳嗜形美 厳ならずして形美を嗜む
青 春(部分)
年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる
サムエル・ウルマン「青春の賦」
ありがたい、ありがたい、思うと、ありがたいことばかり
小さなつぼみの愛らしさ、もゆるさかりの美しさ、散りゆく姿のいとおしさ
中村明晃
日々是好日
ふっても てっても 日々是好日
泣いてもわらっても きょうが 一番いい日
わたしの一生の中の大事な一日だから
相田みつを
老いの戒め
1 紅葉は春の花よりも更に趣あり、若きより老いて後人間は円熟す、晩成すべし
2 昔日を自慢すべからず、人の価値は今日に定まる、励むべし
3 余命少なき一日は、若き日の十倍の価あり、慎むべし
4 世間に陰徳の種子まけば、家門に陽報の花咲かん、努むべし
5 いまだ死を免れたるものはあらず、迎えのある時は、安んじて旅立つべし
西国二十九番 青葉山松尾寺
色即是空空即是色 般若心経
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり、
沙羅雙樹の花の色、盛者必滅の理をあらはす。
驕れる者久しからず、ただ春の夜の夢の如し。
猛き人もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。
平家物語
行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず
方丈記
「五省」の碑
善通寺市 香川県護国神社 (平6.9)
「謡曲十五徳」色紙
78歳の祖父が私のために書いたもの
「日々是好日」の書
相田みつを著「一生感動一生青春」より
「ありがたい」の絵と書
中村明晃著「泣きなされ笑いなされ舞いなされ」より
「老いの戒め」
西国29番松尾寺でお受けしたもの
「日々是好日」 −高橋春雄・私の履歴書−