目 次(抄)
祝 辞 宗家、宝生会会長
50年誌発刊に寄せて 職分の先生方、嘱託会理事長、わんや書店社長等 10名
支部活動ダイジェスト 支部大会、囃子謡研究会、素謡会、真葉会 4グループ
50周年記念大会写真集 10頁 58枚
訪 問 取 材 3件
座 談 会 2件
会 員 寄 稿 46名
社 中 紹 介 12グループ
編集経過記録
あ と が き
資 料(平成8年〜平成17年)
資 料 編 目 次(抄)
1 東京支部関係
(1) 東京支部大会
(2) 素 謡 会
(3) 囃子謡研究会
(4) 真 葉 会
(5) 表彰受彰者
(6) 東京支部決算
(7) 会員数の推移
(8) 東京支部会則
(9) 東京支部役員
2 本部、他支部行事参加
(1) 全 国 大 会
(2) 関東甲信越大会
(3) 東 北 大 会
(4) 西日本(中・四国)大会、東海大会
(5) 謡曲名所めぐり
(6) 夏 期 講 座
(7) 本 部 会 則
(8) 本 部 役 員
(「東京支部50年のあゆみ」より) 平成17年12月
教授嘱託会20余年の回顧
高 橋 春 雄
昭和54年3月、渡邊三郎先生のお取次で、嘱託の免状をいただき、嘱託会にもすぐ入会しましたが、在職中で仕事に追われており、会の行事に参加したのは、定年退職後昭和59年の囃子謡研究会入会が最初です。
講師は金井章先生でした。その後、武田喜永、宝生英照、佐野萌、近藤乾之助、高橋章の各先生と続き、現在は寺井良雄先生が指導されています。この講座で習った曲は支部大会で発表するのですが、私も「猩々」のシテ、「熊坂」の地頭をつとめさせていただきました。
素謡会には昭和62年頃から参加、今日に至っています。平成元年の頃から秋元亮一、古賀圓さんと一緒にこの会の世話役を担当しましたが、東京支部長になられた秋元さんが死亡され、支部の会計を担当することになったのを機会に、平成4年鈴木信子さんに代っていただきました。
支部の会計担当は平成3年から7年頃まで続きましたが、名所めぐりと本部の会計を担当することとなったので、平成7年鈴木俊男さんに代っていただきました。
謡曲名所めぐりは平成元年の「大和路」が最初の参加ですが、その後も引き続き参加してきました。針生武巳さんのあとを引き継いだ藤本成有さんが病気になったため、私が担当することになりました。平成7年から10年にかけての「越前丹後」「九州長門」「佐渡」「北陸路」を担当しましたが、今にして思うと得難い体験をさせていただいたと感謝しております。「安宅の関跡」で一行の約90名が俄か弁慶となって「勧進帳」を謡ったのは懐かしい思い出です。
平成11年には持病の喘息に悩まされ、本部、支部の役を免じていただきました。その後も体調の許すかぎり、支部大会をはじめ、全国大会、東北大会、関東甲信越大会、東海連合大会、西日本大会、夏期講座、名所めぐりと参加してまいりましたし、今後も続けようと思っております。
また、今回の東京支部50周年の記念誌の作成、心から嬉しく喝采を送ります。完成を楽しみにしております。
謡曲名所めぐり 安宅の関で「安宅」奉謡 (平成10.5)
記念誌 東京支部50年のあゆみ (平成17.12)
「日々是好日」 −高橋春雄・私の履歴書−